受験生の母、元日にインフルエンザになる。
受験生のいる家のお正月は、まったく落ち着かない。
お正月気分なんてならないのだ。
この頃、受験生を抱える家が一番気を使うことが、
インフルエンザに罹らないこと。
手洗いうがい、
免疫向上のヤクルト飲んで、
人混みを避けて、
よく寝る。
パパも外でインフルに罹らないように細心の注意を払う。
もちろん私も。
私はあまり外に出ないので、特に心配はないだろう。
がしかーし!
その私がインフルエンザに罹ったのだ!
しかも元日に。
ありえんだろーこの展開。
私は今までインフルエンザに罹った記憶がない。
大した注意もしてないのに罹らなかった。
なのにどうして、人生で一番注意している今年にインフルエンザに罹るの?!
正月の殆どを一人寝室で過ごす。
ドアの取っ手や電気のスイッチなど、
定期的にアルコールで拭く。
食事は部屋を別々にして。
家族にうつらないように細心の注意を払う。
最もあり得ないのが、夫のこの一言。
「おれ、雑煮食べたい」
あ?作れってことかよ?!
インフルエンザの妻に雑煮を作らせた夫、
という黒歴史が一つ、我が家に刻まれた。
しかし、色んな意味で
今までで一番印象に残るお正月であることは間違いない。