国語の問題を解いていたら、読書好きになった話。
小3まで、息子は特に読書好きではなかった。
読むけど、寝る間も惜しんで、というほどでもない。
受験勉強で国語の問題を解くとき、
先ず読むことからのスタートだった。
説明文や随筆に比べ、物語文は面白いらしく、
しかし途中で始まり途中で終わってしまう。
そりゃそーだ本一冊全部問題文で載せるわけない。
ある時、問題文を読み終えて、ふと
「この物語の続きが知りたい」
と息子が言った。
そこで出典を調べて古本屋さんで買ってくると、
あっという間に読んでしまった。
問題文だけでは想像もつかない壮大なストーリーがそこにあると知って、
驚いている様子だった。
それからというもの、
問題文に出てくる物語文は、
本を買うか図書館で借りてくるかして、
全文を読むようになった。
時間さえあれば本を読むようになった。
もちろんゲームもやります。
ゲームと本の面白さが同じくらいになったようなのだ。
受験の問題文から本好きになるなんて、
タイミングなんて分からないものだなと思った。