小6の息子が同級生にもらった初めてのプレゼント。
小6ぐらいになると、
男の子はとっつきにくいようなイメージがあるけれど、
実際はそうでもない。
体は大きくなって、
靴なんて私より大きい子もいるけれど、
中身はまだバブーの赤ちゃんだ。
会えば大きな体を丸くして「こんにちは」と挨拶してくれるし、
話す時は一丁前に敬語で話してくれる。
家に遊びに来ると、
「おじゃまします」
と少し遠慮がちに玄関を入り、
キレイに靴を揃える。
と、少し不器用そうに
「あの、これ良かったら」
と親に持たされた手土産をくれる。
この日は続きがあった。
「これ、お前の誕生日プレゼント。3人から。小遣いで買った。」
どこかで知った息子の誕生日に、
可愛いプレゼントをくれたのだ。
しかも、少ないお小遣いから、
お金を出し合ってというところが、泣ける。
小6男子、なかなか粋なことをしてくれるじゃないの。
息子は本当に嬉しそうだった。
親が送る高価なプレゼントより、ずっとずっと嬉しそうだった。
あれから2年半、今でもリビングの一番目立つところに飾ってある。
そろそろ自分の部屋に持って行ってくれないかな…