パンツ一丁ブログ

心をパンツ一丁にして語る。傷の10コや20コ、いいじゃあーりませんか。

CAは純粋な人が6割、勘違い女2割、?が2割。

私がまだ若くてピチピチしてた頃、制服を着て空を飛びながら茶を配りたくて、CAの採用試験を受けた。

正直に言うと、大学で遊びほうけていて、就職活動で出遅れて、大手はもう航空会社のCAしか残っていなかった。

ま、飛行機大好きだったし、あの制服も着たかったし。(コスプレ的に)

日本の航空会社は、CAの殆どが女性。

まさに女の世界。

純粋で目がキラキラした人から、腹黒性悪女までいろいろいて、飽きることはなかった。

航空業界で働きたい。お客様の旅行を素晴らしいものにしてしてあげたい。小さい頃から憧れていた。そして、努力を重ねてここまできた。今も日々努力を続けている。英会話にフランス語に手話、日本舞踊にお茶お華、スポーツジム。

CAにはそういう純粋で真っ直ぐな人が結構たくさんいることに驚いた。

私のように、
「唯一継続しているのは毎日の飲酒です!」
という人はいない。

そして、
「あたしゃはスッチー、金持ち捕まえてセレブになるわ」
「そこら辺の男じゃ嫌よ。当然でしょ。」
こういう勘違い女ももちろんいる。
ただ、こちらはかなり少数。
仲間からもこっそり敬遠されている。
そういうのをうっかり合コンに呼んでしまうと、「私は選ぶ立場よ、うふん」という謎の上から目線丸出しで、本来なら楽しい異業種交流会が、一気に張り詰めた集団お見合い会になってしまう。合コン終わりには文句垂れ流しと言うオマケつき。

ただ、そーゆー奴ほど、「スッチーであれば何でもいい」という男を捕まえ、無事結婚するのだ。

「私は野球選手か相撲取りと結婚するの」とかいうよく分からんのもいた。なぜこの2択だったのかは不明だが、そいつは相撲取りに見える金持ちの巨漢と結婚した。

昔、CAはそこそこ稼げる仕事だったので、ひたすら愛に生きる人もいた。「彼は、私がいなきゃダメなの!」と言って司法浪人生をずっと養っているとか。雰囲気的に「一生浪人生やりまーす」って感じだったので、彼はたぶん、まだ何かの浪人をしていると思う。「夢を追いかける彼、素敵!」とメロメロだったので、世の中上手くできている。

CAから見事に転身していく人もいる。熱心に一つの企業にレターを出し続けて、5年目にしてお声がかかり、採用。バリキャリよ。アメリカの大学院に留学して学位を取り、帰国して無職アル中と結婚したり。

色んな人がいたけど、みんなに共通してるのは、とにかくパワフルだったわー、いうこと。

躊躇することなく、自分の夢を掴みにいく。

CAは結婚や出産を機に退職する人が殆どで、仲の良い同期もみんな辞めてるけど、辞めた後もみんなパワフル。

そういう人が近くにいると、自分でも気付かないうちに、パワーをお裾分けしてもらってるよね。

ありがてー。