パンツ一丁ブログ

心をパンツ一丁にして語る。傷の10コや20コ、いいじゃあーりませんか。

塾なし中学受験のメリットとデメリット。経験してみて思うこと。

我が家は、塾なしで中学受験に挑んだ。

そして希望の中学に合格できた。

とても大変だった(泣

このやり方を他の人に勧めるかどうかは置いておき、塾なし中学受験のメリット・デメリットを挙げてみようと思う。

<塾なし中学受験のメリット>

①子どもの得意不得意に合わせてカリキュラムを自由に組むことができる。

塾では個人の得意不得意に関係なく、全員同じカリキュラムが組まれ、宿題も大量に出されるが、自分たちでやる場合は、得意分野はさらっと流して、不得意分野にしっかり時間を割くなど、柔軟に対応できる。
また、気分転換に友達と遊んだり、スケジュールの組み換えが自由。

②過度のプレッシャーや競争意識を煽らずに勉強ができる。

成績順に席替えがある、ハチマキ撒いてエイエイオー!と叫ぶ、このような不要なプレッシャーを受けずにすむ。競争を煽ることで伸びる子もいる一方で、体調を崩す子もいる。

③家で家族と夕食を食べることができる。

その日あった出来事や心の動きなどを話す時間ができるため、受験期に陥りがちな心の問題にも、早めに気付いて対処することが出来る。

④寒い中、雨の中、夜遅くに塾に通う必要がない。

⑤かかる費用が少なくて済む。

<塾なし中学受験のデメリット>

①不安過ぎる。

今の時代、独自で情報を集めることが可能なので、情報量で困ることはないけれど、いざという時に相談する人がいないため、親が不安で仕方がない。

②子どものスイッチが入りにくい時がある。

競争相手が見えにくいため、やる気を出させるには工夫が必要。

③親も一緒に学ぶ必要があるため、面倒だ。

子どもの質問に親が答えていくわけなので、親も勉強しなければならない。特に算数はかなり大変。理系出身の親、中学受験経験者なら対応可。(今はネットで色んな事が調べられるし、無料授業もある)

⑤親が勉強を促す必要がある。

塾に行けばチャイムが鳴って授業が始まるが、家では親が声をかけて勉強が始まる。解決法としては、タブレットのアラーム機能を使ってチャイム代わりにするなど。

塾に通うのは、親の不安を支える役目も大きいかなと思う。

学校の情報はそれぞれの学校が独自に発信しているため、個人でも、塾の持っている情報量とそれほど変わらず入手できる。

周りに流れされて勉強してくれるタイプの子であれば、塾に入れてしまった方が楽。

塾が遠いとか、体調やスケジュール的に通えない場合、通信学習という手段もある。家庭学習の管理さえできれば、内容的には通塾と遜色ない中学受験用の通信学習もある。

我が家はZ会の中学受験コースを5年の春~6年夏までやった。

良問が多く、難易度もあり、上位校を狙えるステップになっていた。

中学受験は子どもが低年齢のため、判断が難しいことが多く、通塾・家庭学習のどちらがいいかも、子どものタイプによってかなり違ってくる。

どこの塾も通信学習も、だいたい4年生2月(新5年生)~6年生夏までで受験の内容を一巡するようになっているので、この期間は何かしら(塾でも通信でも)やっておいた方が安心。