一緒に居てしんどいなら、距離を置こう。家族でも適切な距離は人それぞれ。
愛をもって育ててくれた親でも、
共に育った兄弟姉妹でも、
一緒にいて心地が良いとは限らない。
家族だから落ち着く、気が合う、
もしそうであれば、それは幸せな事。良かった。
家族と一緒にいるとケンカになる、なんかしんどい。
もしそうなら、それはもうしゃーない。
そういう家族は案外多いものだ。
他人と合う合わないがあるように、
親子や兄弟でも、合う合わないがあるのだ。
きっと親は愛情をもって自分を育ててくれただろう。
でも、その親が自分を傷つけることもあるのだ。
特に親の方に悪気がなくて、
知らず知らずに子どもを傷つけるケースは、
自覚がないから直しようがない。
子どもが我慢して受け入れる。
もしくは、少し離れることだ。
子どもにとって親の言葉は非常に重く、自分に刺さる。
他人の言葉のように、さらりと流せない。
子どもはなぜか、親のナイフのような言葉も受け入れてしまう。
気づけば結構深い傷になっている。
それに気が付いたら、
迷わず距離を空けて、
自分を楽にしてあげるべきだ。
せっかく育ててもらった自分を大事にしよう。
親孝行?
先ずは自分が幸せになってから。
大人になると、自分の家族、生活、世界がある。
その生活に影響が出るほど心を乱されるなら、
思い切って距離を取るべきだと思う。
何度も言うけれど、
べったりすることが親孝行ではない。
親を幸せにするのは、子どもの仕事ではない。
親は、親自身の力で幸せにならないといけない。
先ずは自分の心を大事にする。
親も子も、精神的に自立する。
毒親でなくても、適度な距離を見つけるべきだと私は思うけれど。
お互いのために。