夫婦ケンカになる前に、ちゃんと伝えよう。夫への対処法。
夫婦はケンカする。
他人と一緒に暮らすとはそういうこと。
どうでもいい知らないおっさんと違い、どうでも良くないから、一緒に暮らしていく大切な人だからこそ、言いたいことや、伝えたいことが出てくるわけで。それは決して悪いことじゃない。むしろ良いことだ。
たいていの夫婦は、些細なカチンはテキトーにやり過ごして平穏に暮らしている。
不思議なことに、我慢は突然限界に達するものなのだ。
突然やてくるドカン。言い方もきつくなる。互いにエスカレートして売り言葉に買い言葉。完全なる修羅場。
そうなる前に、サラッと言ってしまおう。
「私それ、ムカつくからやめてほしい」と。
よく言われる、女の一番アカン作戦は、相手が気付いてくれるまで不機嫌を続けて、家の空気を最悪にして、夫が気付いてくれるのを待つ。
さあ、気付こう。夫が自然と気付いてくれる、そんな奇跡の瞬間は永遠にやってやってこないと。
こうも言われる。
「女は解決した過去のことを何度も蒸し返す」
そうじゃない。
そもそも解決してねーんだよ。
我慢して飲み込んで収めただけなんだYO!
更にこんなことも言われる。
「女は感情的になりやすい。」
これも覆してやろうじゃないの。これからは我慢せず、もっと早い段階から、冷静に、前向きな話し合いを仕掛けてみよう。
ちゃんと冷静に自分の気持ちを伝える。
夫はおそらく「分かった。今後は気を付ける」という。
しかーし!
アイツらは繰り返す。
何度でも。
アホなのかよと思うほどに。
「前にも言ったよね?!バカにしてんの?」
とキレたくなるのも分かるが、ここで忍耐さんと冷静さん登場。
忍耐強く、冷静に、諭すように、何度でも伝える。
私が思う夫婦の努力とは、ここ。
昭和組は『E.T.』を思い出そう。人間と宇宙人、指と指が触れ合って光っただけで、全世界が涙したではないか。
そして、毎日色んな事が起こるが、人生を覆すほどの一大事でなければ、シャレのめしてしまおう。「シャレのめす。」昔の人が使ってた言葉。冗談にしてしまおう、笑いとばしてしまおうといった意味。
”他人”という宇宙人と一緒に暮らすには、ちょいちょい努力が必要なのだ。
と、懸命に自分に言い聞かせているところ。