パンツ一丁ブログ

心をパンツ一丁にして語る。傷の10コや20コ、いいじゃあーりませんか。

PCRではない「簡易コロナ検査」を受けてきた(抗原検査)

中2の息子が、喉が痛いと言い出した。

熱を計ったら37度。

ビミョー

いつもなら葛根湯を飲んで放置だが、今のご時世、そうはいかない。

いよいよ来たのか。

先ず、息子を部屋に幽閉。

マスクを着け、
飲み物や食べ物を運び、
本来なら自室持ち込み禁止のiPadスマホを渡し、
ドアのところに手のアルコール消毒を置き、
トイレ以外部屋から出るな、
出る時はアルコール消毒をしてから出ろ、

と告げる。

部屋でiPadウェーイ!している息子。

私は、息子が触れたであろう場所をアルコールで消毒。

家中の取っ手、
電気のスイッチ、
水道の蛇口、
リモコン関係、
タオルも分けて、
冷蔵庫の取っ手、
マヨネーズ(直前に使ってたから)、
思いつく限り、消毒した。

お陰で、うっかり取っ手を舐めても大丈夫なくらい清潔だ。(舐めないっつの)

私も夫も感染している可能性がある。

このまま家でビクビク&消毒三昧しながら何日も様子を見るなんて耐えられない。

コロナならさっさと息子と夫をホテルにぶち込んで(私は家)隔離生活を送りたい。

東京には、唾液や鼻ほじで簡易検査ができるところが結構ある。

その中の一つにとりあえず電話してみた。

今なら予約なしで
・抗体検査(罹ったことがあるか)、
・抗原検査(今罹っているか)、
どちらも検査できるという。

一人3,000円弱、15分で結果が出る。

行くしかない。

とりあえず抗原検査(今感染しているか否か)を3人で受けることにした。

着くと、頼りない感じの建物に扉のない個室ブースが並んでおり、
ガラスの向こう側におそらく美人であろうお姉さん(どっちでもいい)がいて、
検査のやり方を説明してくれる。

おそらくこのお姉さんは医療関係者ではない。

「この長い綿棒を、鼻の奥か喉ちんこの奥まで突っ込んで、ゴシゴシしてください。」

え?!自分で突っ込むんすか??

全員うろたえる。

息子「俺、喉にこんなの入れたらゲロ吐く自信あるんですけど」

お姉さん「じゃぁ鼻で頑張ってみますか?」

息子「鼻はもっと無理です…」

こんな会話が聞こえてくる。

それを聞いた夫が息子のブースへ行き、男を見せる。

「俺が入れてやる。貸せ」
「雑に綿棒を突っ込まれるくらいなら自分でやる!」

息子が必死の抵抗。

私はと言うと、

鏡で喉ちんこを見ただけでオエッとなるほど喉が弱い。

喉は無理だ。

かと言って、鼻のバージンをこんなとこで捧げたくない。

(よく考えたら、インフルの検査で鼻ゴシゴシされたことがあるので、既にバージンじゃありませんでした)

そんなことはどうでもいい。

息子が私のブースにきて、「俺はもうやったよ。意外とヘーキだった」と、どや顔で言う。

やるしかないのだ。

…オエッ…やりました!

15分後、結果が。

感染の可能性は低い、という数値だった。

ちなみに検査キットの裏側には中国語が。

お、おう、そうか。

とりあえず息子はただの風邪なのか?

検査の精度は93%。

あんな弱気なゴシゴシで、きちんと検体を採取できているのか。

不安は残るものの、どうしようもない。

一先ず全員引きこもって様子を見ようということになった。

たかが微熱でこの騒動。

ワクチン早よ!!