中高一貫校ってこんなところ①
私立の中高一貫校は、
それぞれが独自の教育プランを持っている。
学校側も、常に選んでもらえるようにと、
様々な工夫をし、それがかなり充実してきている。
多くの中高一貫校に共通しているのは、
中高6年間のうち、高2までに基本の学習は全て終了し、
高3の1年間は徹底的に大学受験対策を行う。
また、通常の授業以外に
プログラミングや動画作成・編集、ディベート、プレゼン
などの授業も積極的に行われる。
また、大学進学率が学校の評判に直結するので、
学習指導もきっちりしている。
こまめに行われる小テストで成績が伸び悩んでいる生徒には、
中間・期末試験の前に1週間の強制補講がある。
無料&強制だ(ありがてー)。
夏休み、冬休みには夏期講習、冬期講習があり、
基礎・応用など自分で講座を選び、受講する。
もちろん無料&強制だ。
コロナ禍の対応はどこの学校も早かった。
突如休校となったが、
授業内容をカバーするプリントが毎日システム上にUPされ、
生徒はプリントアウトして使用する。
それをPDF化して毎日先生に提出する。
丸付けの結果は個人アカウントに返ってくる。
春休みはこの調子で過ぎて生き、
次学年の始業式からオンライン授業が開始された。
春休み中に次の学年の教材が宅急便で届いた。
始業式はLIVE配信。
翌日からオンライン授業。
授業は録画形式、ホームルームはSkype(だったかな?)を使って行われた。
先生たちのオンライン授業が、どんどん上手くなっていく。
イラストや動画、音楽なども追加されて、
めちゃ上手くなってしまっている。
オンラインで皆と繋がるホームルームは結構楽しそうだった。
いじめや悩み事への対応が非常に速い。
いじめなどに関しては、初期段階から周りの生徒や先生から聞き取り調査をし、
何度も話し合いを重ねるなど、
かなりきっちりと対応してくれる。
アプリやシステムを存分に使用し、様々なことが効率化されている。
例えば、学校と保護者、生徒同士の部活の連絡など、
メールやLINE、独自のシステムを使用し、素早く行き渡るようになっている。
家庭ごとにアカウントが配られ、
わが子の成績(中間期末、実力テスト、小テストなど)はいつでも確認でき、
出欠はもちろん、各提出物の状況も確認できるという
子どもにとっては地獄のシステムを持つ学校も多い。
また、学校からの連絡事項も全家庭にメールで届く。
先生によっては学級日誌(写真・動画あり)のようなものも不定期に配信され、
保護者は学校やクラスで何が行われているかも分かる。
学校にカウンセラーが数名常駐し、
生徒がいつでも相談に行けるシステムも非常に有難い。
②へ続く。