パンツ一丁ブログ

心をパンツ一丁にして語る。傷の10コや20コ、いいじゃあーりませんか。

これじゃダメだよ日本企業。上司が部下を潰してる。

上司が随分と偉そうにしている。

これが私の第一印象。

ここは世界でも有名な日本の超トップ企業。

部下が電話中であろうとお構いなしに大声で部下の名前を呼び、

指でクックっと自分のデスクまで呼びつける。

呼ばれた人は慌てて電話を切って「はいっ!」とその上司の元へ駆け寄っていく。

そして資料の作り直しを命令される。

しかも内容が昨日言っていたことと真逆だ。

急に方針が変わったのか?

いや、そうではない、上司の気が変わったのだ。

また資料を作り直す。

私はまた翻訳をし直す。

これで3回目だ。

無駄な作業ばかりが増えていく。


会議では闊達な意見交換はなく、上司の話を聞くだけ。

なぜなら、意見をしても叩かれるだけだから、みんな黙っている。

極端なことを言うと、

その上司が「これはクロだな」と言えば、

たとえそれが本当は赤だとしても、全員が黙ってうなずく。


若い人たちが一生懸命に作った案でも、

頭の固い上司のせいで活かされず、結局は古いものを踏襲していく。


私は日系・外資いくつかの企業で働いてきたが、外資ではこういう光景は見たことがない。

以前見たことがあるのは、新卒で働いた日系の航空会社。

先輩の言うことは絶対で、たとえ間違っていても頷かなければいけなかった。

でもそれは20年以上も前の話。

しかもCA業界という女だけの特殊な世界。

まさか今現在もこんな文化が続いているなんて。


日本の企業がどんどん取り残されている理由が分かった。

優秀な人を活かすことが出来ない構図になっている。

優秀な人が離れていく会社になっている。


昔の部活の上下関係が、ビジネスの世界でそのまま根付いている。

これではダメだよ、日本。

せっかく優秀な人が沢山いるのに、潰してどうする?